withコロナ時代 企業・学校が模索しながらも前進しようとする実態を改めて振り返る。

キャリアマップ事務局

4月の緊急事態宣言から、5月の宣言明けから、ようやく経済の動きが出始めていた中、第一波よりもさらに大きな第二波が起きています。

企業も学校も覚悟はしてきた中ですが、これまでの「我慢して次のジャンプを」と考えていた矢先の第二波は、誰にとってもダメージとなっていることは間違いありません。
それでも、立ち止まってはいられない中、企業各社、専門学校は、どのような取り組みをされているのでしょうか。CareerMapとして、企業・学校と一緒に歩んできたこの数ヶ月の取り組みをまとめました。未来へのヒントとなっていれば、幸いです。

①CareerMap独自調査「企業のwithコロナ時代の採用活動について」の調査概要

この4月、緊急事態宣言後に緊急で実施した、CareerMap独自調査の結果を振り返る。

■調査概要
◉実施時期/2020年4月14日〜4月21日
◉回答対象企業/専門学校卒採用をCareerMapで実施している企業
◉回答社数/929社
◉回答者/企業の人事・採用責任者

新型コロナウイルス の影響については、全体に89%が影響があるという結果。

新型コロナウィルスの影響についてグラフ

特に業界別でみると、飲食・美容業界への影響がかなり大きかった。これは現状も同じ。

新型コロナウィルスの影響についてグラフ2

4月時点では、今夏のインターンシップ開催については、前向きな企業が多かったが、現状では実施できていない企業が大半となっている。

夏のインターンシップの影響についてグラフ1

新卒採用に関しても、好機と捉えている企業が多く前向きな回答が多かったことがわかる。

新卒採用においての現時点での状況の捉え方についてグラフ

②6月11日、CareerMap主催のオンラインセミナー「withコロナ 今だからこそ必要なオンライン採用のリアルとは?」を実施

オンラインでの採用活動や事業活動を積極的に行う企業4社によるパネルディスカッションを実施。
取り組みの共有やノウハウを語っていただき、非常に内容の濃いセミナーとなった。
→YouTubeでセミナーを視聴する

その際に実施した参加企業からのアンケートでは、よりオンラインでの採用活動の実態が浮き彫りになっている。

6月時点、オンライン面接実施をしたことがない企業、オンライン説明会を実施したことがない企業は、全体のほぼ7割を占めていた

オンライン面接を実施できていますか?グラフ
オンライン説明会を実施できていますか?グラフ

改めて7月にエン・ジャパンが同じく、「オンライン面接の実施経験」について調査したが、オンライン面接経験がある企業は26%に止まっている。

属性は違うが、6月時点のCareerMapの調査とそれほど割合は変化していない。
オンラインに積極的な企業と、消極的な企業に二分されている実態が見えてきている。

③学生に向けた応援動画配信企画をCareerMapが実施

ずっと学校に行けず、就職活動の情報もなかなかキャッチできないでいる学生たちに向けて、CareerMapとして何かできないか、ということで始めた動画配信企画

コロナウイルス禍でも、採用を積極的に実施している企業から、学生に向けた応援メッセージをいただいて動画編集をする、という試み。

これも通常であれば、訪問して撮影をし、動画編集をするやり方で行うが、企業側も在宅勤務が増えているため、zoomにてメッセージをいただき、動画として編集をする、という形で実施。

企画内容に賛同をしていただいた企業50社、全9本の動画配信を実現した。

中には、トシ・ヨロイヅカの鎧塚シェフや、エス・コヤマ の小山シェフといった飲食・製菓業界のカリスマたちにも参加をしていただいている。

④文部科学省が各学校の“Afterコロナの時代の「新しい学びの姿」オンラインセミナー”動画を配信中

文部科学省ロゴ

文部科学省では、アフターコロナ(withコロナ)時代に向けた「新しい学びの姿」を各専門学校の取り組みを紹介することで、周知する取り組みを始めている。

多くの学校で教育活動が再開されたが、新型コロナウイルス感染症対策を講じつつ、「新しい生活様式」やガイドライン等を踏まえた教育活動を行うことが求められており、どの学校も、感染拡大防止と教育の質の維持・向上を追求するため試行錯誤している。

そこで、実習・実技科目の実践を中心とした「新しい学びの姿」を紹介するため、11校の専門学校の動画を6月26日に公開している。

<Afterコロナの時代の「新しい学びの姿」オンラインセミナー>
掲載場所:文部科学省YouTubeチャンネル →再生リストを観る

さらに、7月29日に3校の動画を追加している。

〇ものづくりの大切さを学ぶ:実習授業における感染防止への取り組み(専門学校中央工学校)

〇地域社会のニーズに応える歯科衛生士教育:感染リスクの低減に努めた対面講義・実習の実施(福岡歯科衛生専門学校)

〇『身体を診る、カラダの声を聴く』ために:医療分野における実技教育の新たな取り組み(森ノ宮医療学園専門学校)

この動画のように、遠隔授業と対面授業のハイブリッド型の授業形態を採用する学校が今後、ますます増え、専修学校の生徒の学び方は大きく変革するだろう。

今、学校教育活動を継続しながら「新しい生活様式」に移行し、生徒や教職員の行動を変えていくことが求められている。
何より、この経験を将来に生かすことが重要ではないだろうか。

文科省Facebookでの周知 →Facebookページを見る

⑤6月7月と、CareerMapと学校の共催で初のオンライン合同企業説明会を実施!

大阪の修成建設専門学校、辻調グループでは、それぞれ6月7月にオンラインでの合同企業説明会をCareerMapと共催で実施した。

修成建設専門学校でオンライン説明会を実施した企業の約8割が今回のオンライン説明会が初めての試みだったと答えている。

オンラインでの説明会を実施したことがありますか?グラフ1

辻調グループの説明会は、5日間という期間で実施し、45社の企業が参加。飲食業界の現状からすると、それでも採用を諦めない企業がこれだけ存在する、ことが証明され、学校・学生にとっても希望が持てる説明会となった。

辻調グループでの説明会に参加した企業はオンラインでの説明会実施に慣れている企業も多く、経験がなかった企業は約半数という結果となった。

オンラインでの説明会を実施したことがありますか?グラフ2

⑥オンラインでの会社見学会やインターンシップについてもチャレンジが始まっている

8月には、中央工学校OSAKAで、インターンシップの授業に替えて、オンラインでの業界研究会・企業研究会を実施。こちらもCareerMap共催で行うこととなった。

インターンシップの授業として行うため、業界研究セミナー・企業研究会に加えて、キャリアガイダンス、マナー講習といった授業についても合わせて実施することとなった。これらは全て、オンラインでの実施となる。

大阪美容専門学校でも、オンラインでのサロン見学会を実施することが決定している。

また9月には、修成建設専門学校で、全く新しい試みとして、会社見学会と先輩社員座談会をオンラインで行うことになっている。
こちらもCareerMap共催で実施する。
現場からのオンライン配信でLIVE見学会や、遠隔の先輩社員たちがオンライン上で座談会に参加するといった、空間を飛び越えての取り組みになっている。

企業も学校も、新しい時代に向けて、様々な取り組みにトライしている。

わかっていることは、挑戦することがなければ、前には進めないということだ。

今ここで次の時代に向けて、チャレンジできるか、は企業にも学校にも必要な使命となるだろう。

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